
発熱外来・感染症外来(事前予約制)
片山クリニック(岩国市)では「発熱・感染症外来」を実施しております。
低酸素血症、肺炎症状が認められる場合は呼吸器専門病院にご紹介する場合もございます。
※症状によってはお引き受けできない場合もありますので、あらかじめご了承ください。
以下症状の方は「発熱・感染症外来」をご利用ください
①発熱
発熱は最も訴えやすい症状であり、当院でも多くの方がコロナの症状として訴えていました。38度~39度になることもしばしばで、ここ最近発熱の確率が上がっていると思われます。
(新型コロナウイルス感染症が5類になって発熱しないと病院にかからないから、ということもあるかもしれません)
一方、残りの16%は38度以下でもコロナとして発症しています。37.3度くらいの微熱で陽性になることもあります。
②のどの痛み
発熱の次に最も訴えやすい症状の1つがのどの痛みです。痛みの程度はさまざまで「のどの違和感がする」くらいのものから「イガイガが強くてつばも飲み込めない」というものまで多彩にあります。
オミクロンBA.5株あたりは、非常に強いのどの痛みを伴うケースもあります。
③咳や痰
咳や痰もよく言われやすい症状です。当院でも半数以上の方がコロナの症状として咳や痰をあげています。咳や痰の発症起点も多彩で「のどの炎症がほとんどなく、呼吸器症状が中心のケース」や、鼻水などの症状が強くて、咳や痰も一緒に出てくるというケースもあります。
また、息苦しさを伴うこともしばしばあり、もっとも長引きやすい症状の1つだとも思います。
④鼻水
鼻水は以前そこまで言われませんでしたが、近年よく言われるようになった症状の1つです。実際、下気道から上気道~上咽頭への炎症が中心になっているケースが多いと言われています。鼻水の性状としては感染性らしく粘り気が強い印象です。色は無色から黄色味がかかったものまでさまざまです。
⑤頭痛・関節痛
頭痛も近年よく言われやすくなった症状です。発熱症状と一緒に出てくることが多いですが、「最も強い症状」として頭痛をあげる人は多いです。ガンガン響くような頭痛になることもしばしばあります。
⑥息苦しさ
息苦しさも比較的いわれやすい症状です。酸素飽和度が低下して入院が必要になるほどの例は直近では減少している印象です。実際に気道狭窄になっている例から発熱や上咽頭の炎症から「息苦しさ」として表現することもあります。
⑦倦怠感・だるさ
倦怠感は実際の文献上や海外の報告ではよく言われる症状の1つです。倦怠感は「主症状」として訴える割合はあまり高くありません。しかし、発熱やのどの痛みが強くて「だるさ」をあまり表現していない可能性もあると推測できます。
倦怠感はなお後からかなり辛く発症される例があり、その場合は非常に長く後遺症になることもあります。
ずっと横になって寝ていたいどうしても内容が頭に入っていかないなどもコロナ後遺症としてよく言われるところです。
⑧消化器症状
消化器症状も実はコロナでは発症することのある症状の1つです。直近でも1例だけ消化器症状が中心だったケースがありました。
よく言われる症状としては「吐き気・おう吐・下痢」です。特に気持ち悪さがつらいと言われることもあります。
発熱・感染症外来のご利用方法

お車でお越しの場合
お車でお越しの方は、当院第2駐車場の指定場所に駐車後、「車内待機」したままお受けいただけます。
1. お電話にてご予約
「発熱・感染症外来」は事前予約制となっております。お電話にてご予約をお願いします。
2. 駐車後にお電話
ご予約されたお時間に「片山クリニック専用駐車場(第2駐車場)」側にお越しいただき、「発熱・感染症マップ」記載の指定の場所に駐車いただき、そのまま車内で待機してください。
待機されましたらお電話をお願いします。
3. お車で検査
お車に乗車されたままで検査・審査を行います。


徒歩・タクシー等でお越しの場合
徒歩やタクシーなどでお越しの場合は、当院の「発熱・感染症外来専用入口・検査スペース」にて検査いたします。
1. お電話にてご予約
「発熱・感染症外来」は事前予約制となっております。お電話にてご予約をお願いします。
2. ご来院後にお電話
ご予約されたお時間に到着されましたら、病院の外よりお電話ください。スタッフよりご案内いたしますので、ご協力お願い致します。
3. 専用入口へ
当院スタッフのご案内で、発熱・感染症外来専用入口までお進みください。
4. 専用スペースで検査
発熱・感染症外来専用の検査スペースにて検査を行います。

発熱外来・感染症外来に関するよくあるご質問
発熱外来は予約が必要ですか?
はい、発熱・感染症外来は事前予約制です。
ご来院前にお電話(TEL:0827-32-2121)にてご予約ください。
どんな症状のときに発熱外来を利用すればいいですか?
発熱(微熱を含む)、のどの痛み、咳や痰、鼻水、頭痛、関節痛、倦怠感、消化器症状(吐き気・下痢など)がある場合は発熱外来をご利用ください。
発熱外来の検査はどこで行われますか?
お車でお越しの場合は、第2駐車場の指定場所に駐車し、車内で待機したまま検査を行います。
徒歩やタクシーなどでお越しの方は、スタッフの案内に従って専用入口・検査スペースで検査を行います。
来院したらどうすればいいですか?
ご予約時間に到着されましたら、院内に入らずにお電話をお願いいたします。
お車でお越しの方は第2駐車場で、徒歩やタクシーの方は外からお電話ください。
スタッフが検査場所までご案内いたします。
検査はどのように行われますか?
医師またはスタッフが感染対策を徹底したうえで検査を実施します。
検査方法は症状や状況に応じて決定します。お車内または専用検査スペースで実施します。
どんな場合に他の医療機関を紹介されますか?
低酸素血症や肺炎など重症化が疑われる場合などは専門病院へご紹介することがあります。