
頭痛(緊張型頭痛・片頭痛)
当クリニックへのアクセス
- 所在地
- 〒741-0072 山口県岩国市平田4丁目16-35
- 最寄駅
- 川西駅(車で5分)・南岩国駅(車で7分)・岩国駅(車で15分)
- 駐車場
- 専用駐車場 34台(4+30台)
- お電話
- 0827-32-2121
頭が締めつけられるように痛む、片側がズキズキする、くり返し頭痛が起きて困っている——そうした頭痛の多くは、緊張型頭痛や片頭痛といった、命にかかわらないタイプの頭痛です。岩国ひらた透析・内科・外科では、月曜日から土曜日まで内科の外来診療を行っています(15歳以上が対象・予約不要)。一方で、急に始まった激しい頭痛や、発熱・手足のまひなどを伴う頭痛は、注意が必要な頭痛のサインのこともあります。気になる頭痛があるときは、早めにご相談ください。
こんな症状はありませんか?
- 頭の片側、または両側がズキズキと脈打つように痛む
- 頭が締めつけられるように痛い、重い感じがする
- 肩や首のこりを伴う
- 光や音、においがつらく感じる
- 頭痛とともに吐き気がする、実際に吐く
- 頭痛の前に、ギザギザした光や点滅する光が見えることがある
- 痛みのために仕事や家事に集中できない
頭の片側がズキズキする、締めつけられるように痛い、光や音がつらい——こうした症状は、片頭痛や緊張型頭痛でよくみられます。
片頭痛発作は通常4~72時間続き、片側の拍動性頭痛が特徴です。頭痛の程度は中等度~高度で日常生活に支障をきたします。また、階段の昇降など日常的な運動により頭痛が増強することも特徴のひとつです。悪心(吐き気)、嘔吐を伴うことが多く、頭痛発作中は感覚過敏となって、ふだんは気にならないような光、音、においを不快に感じる方が多いです。
頭痛は30分から7日続き、圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛で、多くは両側性です。頭痛の程度は軽度~中等度で、頭痛のために日常生活に支障が出ることはあっても寝込んでしまうようなことはありません。
頭痛の種類(緊張型頭痛・片頭痛)とは
頭痛は、大きく2つに分けられます。脳出血やくも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎など、別の病気が原因で起こる頭痛を「二次性頭痛」といいます。これといった原因となる病気がなく、頭痛そのものがくり返し起こること自体が問題となる頭痛を「一次性頭痛」といいます。緊張型頭痛と片頭痛は、群発頭痛とともに一次性頭痛の代表で、くり返し起こるタイプの頭痛です。緊張型頭痛は、頭をぐるりと締めつけられるような痛みで、頭痛の中で最も多いとされています。片頭痛は、頭の片側がズキズキと脈打つように痛むことが多く、光や音に敏感になる・吐き気を伴うといった特徴があります。
頭痛は、脳腫瘍、髄膜炎、脳炎、クモ膜下出血や脳卒中など脳や頭部の病気の症状として出てくる頭痛(症候性頭痛、二次性頭痛)と、他に病気が隠れているのではなく、頭痛(発作)を繰り返す(持続する)ことが問題である慢性頭痛症(一次性頭痛)に大別されます。一次性頭痛には片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。
頭痛を呈する疾患は大きく2つに分けられます。くも膜下出血や脳腫瘍などは器質性頭痛疾患、あるいは二次性頭痛と呼ばれます。また、慢性に頭痛を繰り返す疾患で、明らかな脳病変などを伴わない疾患は機能性頭痛疾患、あるいは一次性頭痛と呼ばれます。
主な原因・誘因
緊張型頭痛は、肩や首、頭などの筋肉が緊張することと関係していると考えられています。片頭痛は、さまざまな要因が引き金となって起こります。次のようなことが、頭痛の誘因になることがあります。
- ストレスや不安、疲れ
- 寝不足や寝すぎ、生活リズムの乱れ
- 食事を抜く、空腹
- 肩や首のこり、長時間の同じ姿勢
- お酒(アルコール)
- 月経などホルモンの変化(女性の場合)
- 強い光やまぶしさ
など
緊張型頭痛は、頭痛の中でも最も多い頭痛であり、肩や首、頭皮、あごなどの筋肉が硬くなることで起こります。ストレス、抑うつ、不安などが関連したり、働き過ぎ、寝不足、食事を欠食、お酒を飲む人に多く見られるかもしれません。
不安、ストレス、食事や睡眠不足、光への曝露、ホルモンの変化(女性の場合)などが片頭痛の引き金になる可能性があります。一部の脳細胞の活動を制御する遺伝子が、片頭痛の原因に関与しているかもしれません。
受診の目安
緊張型頭痛や片頭痛の多くは、適切な対応で痛みをやわらげることができます。一方で、脳出血やくも膜下出血、髄膜炎などが原因で起こる頭痛(二次性頭痛)の場合は、早急な対応が必要です。次のような場合は、早めに受診してください(症状が強いときはためらわず救急要請を検討してください)。
- これまでに経験したことのない、急に始まった強い頭痛
- 突然始まって短時間でピークに達するような頭痛
- 頭痛とともに、発熱・手足のまひやしびれ・けいれん・意識がはっきりしないなどの症状がある
- 頭痛が数週間のうちにだんだん強くなってきている
- くり返す頭痛で仕事や生活に支障が出ている、市販の痛み止めを飲む日が増えてきた
急におこった頭痛で、これまでに経験がないひどい頭痛、突発して短時間でピークに達するような頭痛、熱がある、手足の麻痺やしびれを伴うような場合には至急、脳神経外科または脳神経内科を受診して正確な診断を受ける必要があります。また頭痛が数週間のうちに悪化してくるような場合には脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性もあるので注意が必要です。
検査・治療(当クリニックの対応)
緊張型頭痛や片頭痛などのくり返す頭痛(一次性頭痛)の治療は、痛みが起きたときに抑える急性期の治療と、発作を起こりにくくする予防の治療に大きく分けられます。痛み止めを使いすぎると、かえって頭痛が起こりやすくなる「薬物乱用頭痛」になることがあるため、使う回数には注意が必要です。
片頭痛の治療は大きくわけて2種類あります。頭痛発作が起こった時になるべく早く頭痛を鎮めるための治療法を急性期治療といいます。もうひとつは頭痛がない日もあらかじめ毎日お薬を飲んで、頭痛発作を起こりにくくし、また、頭痛発作が起こっても軽くすむようにするための予防療法です。
当クリニックでの対応
- 月曜日から土曜日まで内科の外来診療を行っています(15歳以上が対象・予約不要)。
- 問診と診察で、頭痛のタイプや、注意が必要な頭痛(二次性頭痛)の可能性を確認します。
- 市販の痛み止めの使いすぎ(薬物乱用頭痛)についても、ご相談に応じます。
- くり返す頭痛で日常生活に支障がある場合や、より専門的な検査・治療が必要と考えられる場合は、適切な医療機関(脳神経内科・頭痛外来など)へご紹介します。
予防のために
- 睡眠を規則正しくとり、寝不足・寝すぎを避ける
- 食事を抜かない
- ストレスや疲れをためこまない
- 肩や首のこりをほぐし、長時間同じ姿勢を続けない
- お酒(アルコール)の飲みすぎに注意する
- 痛み止め(市販薬を含む)を使いすぎない
- 頭痛が起きた日や誘因を記録しておく(頭痛ダイアリー)
鎮痛薬の飲みすぎで、薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)に移行し、さらに頭痛が悪化することがあるため、鎮痛薬の飲みすぎには注意が必要です。鎮痛薬は週に1-2日程度にとどめる必要があります。
よくあるご質問
市販の痛み止めを飲み続けても大丈夫ですか?
痛み止めを飲む回数が多くなると、かえって頭痛が起こりやすくなる「薬物乱用頭痛」になることがあります。厚生労働省の資料でも、鎮痛剤などは1ヵ月に10日以上使用しないように、と説明されています。痛み止めを使う日が増えてきたら、一度ご相談ください。
片頭痛患者や緊張型頭痛患者では1ヵ月の頭痛発作日数を頭痛ダイアリーなどで確認し、発作回数が多い場合は、鎮痛剤などによる頓挫療法のほかに予防治療を行う。また鎮痛剤などは1ヵ月に10日以上使用しないように指導することが大切である。
片頭痛と緊張型頭痛は何が違うのですか?
緊張型頭痛は、頭が締めつけられるような痛みで、肩や首のこりを伴うことが多い頭痛です。片頭痛は、頭の片側がズキズキと脈打つように痛み、光や音に敏感になったり吐き気を伴ったりすることが多い頭痛です。どちらが疑われるかによって、治療やお薬が変わることがあります。
頭痛は30分から7日続き、圧迫されるような、あるいは締めつけられるような非拍動性の頭痛で、多くは両側性です。頭痛の程度は軽度~中等度で、頭痛のために日常生活に支障が出ることはあっても寝込んでしまうようなことはありません。
すぐに受診したほうがよい頭痛はありますか?
これまでに経験したことのない突然の激しい頭痛や、発熱・手足のまひ・意識がはっきりしないなどを伴う頭痛は、脳出血やくも膜下出血、髄膜炎などによる頭痛(二次性頭痛)の可能性があります。このようなときは、ためらわず受診してください(症状が強い場合は救急要請も検討してください)。
一次性頭痛は、機能性頭痛、原発性頭痛、慢性頭痛などともよばれ、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛を含んでいる。二次性頭痛は症候性頭痛、続発性頭痛などともよばれ、脳出血やくも膜下出血などの血管障害や髄膜炎や脳炎など感染性疾患のような器質的疾患に起因する頭痛群である。

