
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
当クリニックへのアクセス
- 所在地
- 〒741-0072 山口県岩国市平田4丁目16-35
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- 川西駅(車で5分)・南岩国駅(車で7分)・岩国駅(車で15分)
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COPD(慢性閉塞性肺疾患〈まんせいへいそくせいはいしっかん〉)は、たばこの煙などの有害物質を長く吸い込むことで肺に炎症が起こり、空気の通り道である気管支や肺胞(はいほう)が少しずつ傷んで、息の通りが悪くなる病気です。以前は肺気腫(はいきしゅ)や慢性気管支炎と呼ばれてきた状態をまとめた呼び名で、最大の原因は喫煙です。
坂道や階段での息切れ、長引くせきやたん(喀痰〈かくたん〉)が主な症状で、ゆっくり進むため気づきにくく、かぜをきっかけに急に悪くなる増悪(ぞうあく)を起こすこともあります。
COPDの主な症状
COPDでいちばん多いのは、体を動かしたときの息苦しさです。とくに坂道や階段など少し負荷のかかる場面で感じやすく、はじめは「年のせい」「運動不足かな」と受け止めてしまいがちです。あわせて、かぜでもないのに長くつづくせきや、たん(喀痰〈かくたん〉)がみられることもあります。
こうした症状はありふれているため見過ごされやすく、病気がゆっくり進んで、少し動いただけでも息が上がるようになって初めて気づく方も少なくありません。息をするときにゼーゼー、ヒューヒューという音(喘鳴〈ぜんめい〉)をともなうこともあります。
- 坂道や階段の上り下りで息が切れる
- かぜでもないのにせきやたんが続く
- 風邪をひくと長引き、繰り返しやすい
- 呼吸のたびにゼーゼー、ヒューヒューという音がする
40歳以上の方で、いま吸っている方や以前に吸っていた方が、こうした症状に思いあたる場合は、早めのご相談をおすすめいたします。
歩行時や坂道・階段での息切れ、長引くせきやたんがみられます。また、風邪をひくと長引いたり、繰り返したりします。喫煙歴(現在は禁煙していても過去に喫煙習慣があった方を含む)があり、これらの症状に心当たりがある方は、呼吸機能検査(スパイロメトリー)ができる医療機関を受診することをおすすめします。
階段の上り下りなど体を動かしたときに息切れを感じたり、風邪でもないのにせきやたんが続いたりすることがCOPDの主な症状です。COPDの症状は、ありふれた症状であるため、見過ごしてしまいがちで、COPD発見の遅れにつながります。
喘鳴がある。呼吸のたびにゼーゼー、 ヒューヒューがある。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは
COPDは、たばこの煙をはじめとする有害な物質を長い年月にわたって吸い込むことで、肺のなかの空気の出入りがしにくくなる病気です。かつて肺気腫(はいきしゅ)や慢性気管支炎と呼ばれてきた状態をひとつにまとめた呼び名で、息切れ・せき・たんといった症状が少しずつ強くなっていきます。
かぜやインフルエンザなどの感染をきっかけに、症状が急に強まる増悪(ぞうあく)を起こすと、緊急の治療や入院が必要になることもあります。日本では40歳以上のおよそ12人に1人、推定で530万人を超える方が当てはまるとされますが、進み方がゆるやかで自覚しにくいため、実際に医療機関にかかっている方はそのごく一部にとどまります。
肺だけでなく心臓や骨、代謝など全身に影響が及ぶこともあります。
慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)は、タバコの煙を主とする有害物質を長年吸い込むことなどが原因となり、肺の空気の通りが悪くなり、息切れ、せき、たんなどの症状を起こす病気です。症状が徐々に悪化するだけでなく、感染などを契機に増悪(急な悪化)を起こして緊急の治療や入院が必要となることがあります。
日本では、40歳以上の約12人に1人、推定で530万人以上がCOPDの患者であると考えられていますが、実際に医療機関に受診している人は約38.2万人です
タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入暴露することで生じた、肺の炎症性疾患です。40歳以上で喫煙歴の長い方で、坂道や階段を昇る時に息苦しさを感じ咳や痰がでる場合は、COPDがあるかもしれません。空気の通り道である気管支やその先にある肺胞に炎症があり、ゆっくり壊れてしまった結果、肺機能が低下する病気です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は主にたばこ煙や大気汚染に起因する生活習慣病です。(中略)本邦では、たばこ煙が主の有害物質と考えられており、(中略)また、COPDは主要な死因の一つとして位置づけられて(中略)おり、年間約16,600人が死亡しています。
主な原因・誘因
COPDのおおもとは、その大半がたばこにあります。日本ではおよそ9割が喫煙によるものとされ、「たばこ病」と呼ばれることもあります。吸い込んだ煙が気道を繰り返し刺激することで炎症が長引き、空気の通り道が細くなっていきます。
喫煙のほかに、身近な人の煙を吸ってしまう受動喫煙、外の空気の大気汚染、仕事のうえで吸い込む粉じんや化学物質なども、発症にかかわると考えられています。
- たばこの煙(最大の原因)
- 受動喫煙
- 大気汚染
- 仕事などでの粉じん・化学物質の吸入
など
まず、吸い込んだ有害な物質が細い気管支をくり返し刺激し、炎症が長引いて(細気管支炎〈さいきかんしえん〉)せきやたんがふえ、空気の通り道がせまくなります。やがて炎症が奥の肺胞にまで広がると、その壁がこわれて弾力を失います(肺気腫)。
こうなると吸った息を十分に吐き出せず、肺のなかに空気がたまって、体に欠かせない酸素をうまく取り込めません。これが息切れのしくみです。たばこを始めた年齢が早く本数が多いほど、なりやすく進みやすいとされます。以前に吸っていた方や周囲の煙を吸ってきた方も、同じように注意が必要です。
COPDは有害物質の吸入や大気汚染によって起こります。中でも原因のトップにあげられるのはたばこの煙です。日本ではCOPDの原因の90%以上が喫煙によるものといわれています。
有害な物質が長期にわたって肺を刺激すると、細い気管支に炎症を起こし(細気管支炎)、咳や痰が多くなります。その結果、気管支の内側が狭くなり、空気の流れが悪くなります。
有害物質が肺胞にまで及んで炎症を起こすと、肺胞の壁が破壊され、古くなったゴム風船のように弾力がなくなり(肺気腫)、空気をうまく吐き出せなくなります。
COPDは別名たばこ病と言われており、原因の90%以上は喫煙です。たばこなどの刺激で気管支に炎症が起こり、ついには肺胞が破壊されることによって、呼吸がしにくくなります。喫煙開始の年齢が若いほど、また1日の喫煙本数が多いほどCOPDになりやすく、進行しやすいと言われています。(中略)その他、受動喫煙や大気汚染、職業的な塵埃、化学物質も原因と考えられています。
放置による合併症・受診の目安
COPDは肺のなかだけにとどまる病気ではありません。進行すると体のあちこちに影響が及び、心臓の血管の病気(虚血性心疾患)や、骨がもろくなる骨粗しょう症、糖尿病などをあわせて起こしやすいと報告されています。また、同じだけたばこを吸ってきた人どうしで比べても、COPDのある方のほうが肺がんを起こしやすいとされています。喫煙そのものも肺がんの危険因子で、吸い始めた年齢が若く量が多いほど危険性が高まります。
治療が十分でないと肺の働きの低下が進み、やがて呼吸不全や心不全といった命にかかわる状態につながることもあります。次のような様子がみられる場合は、早めのご受診をおすすめいたします。
- 少し動いただけでも息切れがして、日常生活に支障が出てきた
- 虚血性心疾患や骨粗しょう症、糖尿病などをあわせて指摘されている
- 健診などで肺の異常を指摘された
COPDはゆっくり進むうえ自覚しにくいため、健診などで肺の異常を指摘されて初めて見つかることもあります。喫煙の期間が長く、こうした様子に心当たりがある場合は、肺の働きを数値で確かめられる検査(スパイロメトリー)を受けられる医療機関で調べておくと安心です。自覚しにくいうちに見つけて治療を始めるほど、その後の進み方をゆるやかにしやすくなります。
あわせて心臓や骨など体のほかの状態も確認しておくと、必要な対応を早く始められます。
喫煙は肺がんの危険因子の1つです。喫煙者は非喫煙者と比べて男性で4.4倍、女性では2.8倍肺がんになりやすく、喫煙を始めた年齢が若く、喫煙量が多いほど肺がんになる危険性が高くなります。
COPD は肺の病気ですが、肺ばかりでなく、虚血性心疾患や骨粗鬆症、糖尿病など全身にさまざまな病気を引き起こします。
同じ量のたばこを吸っていても、COPDの人はそうでない人に比べ、約10 倍肺がんになりやすいといわれています。
COPDが進行すると少し動いただけでも息切れし、日常生活もままならなくなります。さらに進行すると呼吸不全や心不全を起こす命に関わる病気ですので早期発見、早期治療が重要です。また、肺だけでなく全身に影響をもたらして、全身性炎症、心・血管疾患、骨粗鬆症、糖尿病などを併発しやすいことが知られています。
自覚症状が少ないこともあるため、健診などでこの異常を指摘された場合は、早めにかかりつけ医や呼吸器内科を受診しましょう。CTでは肺気腫を認めることがあります。COPDでは骨粗鬆症、栄養障害、心血管疾患などの全身併存症が増加するため、これらの全身併存症の診断、治療もあわせて行います。
日常の管理・増悪予防のために
- 喫煙を続けている人は禁煙する
- 手洗い・うがいを習慣にし、感染をふせぐ
- インフルエンザや肺炎球菌などのワクチンを受けておく
- バランスのよい食事で体重を保ち、体力の低下をふせぐ
など
COPDで一度壊れてしまった肺を、元の状態に戻すことはできません。それでも、早い段階で気づいて治療を続ければ、つらい症状をやわらげ、進み方をおさえることができます。治療の土台になるのが禁煙です。たばこは肺の働きを下げるだけでなく、急な悪化(増悪)の引き金にもなるため、いま吸っている方は禁煙をおすすめします。
ひとりでやめるのが難しい場合は、禁煙を支える方法もあります。次に気をつけたいのが感染への備えです。かぜやインフルエンザは増悪の大きなきっかけになるので、日ごろから手洗いやうがいを習慣にし、インフルエンザや肺炎球菌などのワクチンを受けておくと安心です。
また、COPDでは呼吸に多くの力を使い、体力が落ちて栄養が不足しがちになるため、かたよりのない食事で体重を保つことも治療の一部です。
体調が落ちついているときの過ごし方と、急に悪くなったときの対処をあらかじめ知っておき、毎日の体の変化に気を配りながら、治療を続けて定期的に受診することが、症状の改善と進行の予防につながります。
手洗いやうがいを習慣づけ、インフルエンザや肺炎球菌、新型コロナウイルス、RSウイルスに対するワクチンを受けておくことで、感染による増悪を予防します。また、身体活動性を向上させること(中略)も大切です。COPDでは呼吸に多くのエネルギーを使うため、栄養不足による体力低下をきたしやすく、バランスの良い食事で体重を管理することが大切です。
COPD で肺胞が壊れたり、細気管支に炎症を起こすと肺機能の低下を起こします。残念ながら、一度破壊され、変化を起こした肺を元に戻すことはできません。
喫煙は呼吸機能が低下するだけでなく、増悪を起こす危険もありますので、喫煙を続けている人はすぐに禁煙をする必要があります。
COPD患者さんは感染症が重症化しやすく、かつCOPDの増悪原因となることから、ワクチンの接種が重要です。増悪を防ぐためのワクチンにはインフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの2種類があります。
よくあるご質問
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とはどのような病気ですか?
たばこの煙などの有害物質を長く吸い込むことで肺に炎症が起こり、空気の通りが悪くなる病気です。息切れやせき、たんがみられ、ゆっくり進みます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD:chronic obstructive pulmonary disease)は、タバコの煙を主とする有害物質を長年吸い込むことなどが原因となり、肺の空気の通りが悪くなり、息切れ、せき、たんなどの症状を起こす病気です。
COPDの主な原因は何ですか?
原因の9割以上は喫煙です。そのほか、受動喫煙や大気汚染、仕事などで吸い込む粉じんや化学物質もかかわると考えられています。
COPDは別名たばこ病と言われており、原因の90%以上は喫煙です。たばこなどの刺激で気管支に炎症が起こり、ついには肺胞が破壊されることによって、呼吸がしにくくなります。
どのような検査で調べますか?
呼吸機能検査(スパイロメトリー)でどれだけ息を吐き出せるかを調べます。あわせて問診や胸のレントゲン、血液検査などを行って診断します。
医療機関でスパイロメータという器具を使って肺がうまく働いているかを調べます。他にも病状の問診や、体の診察、胸のレントゲン撮影、血液検査などをおこない、肺の状態を詳しく調べ、ぜん息などの似た症状を起こす病気を除外したうえで診断します。
禁煙すればCOPDはよくなりますか?
壊れた肺をもとに戻すことはできませんが、禁煙は病気の進行をおさえる第一歩です。喫煙を続けると肺の働きの低下が速まるため、治療はまず禁煙から始めます。
喫煙は呼吸機能が低下するだけでなく、増悪を起こす危険もありますので、喫煙を続けている人はすぐに禁煙をする必要があります。

