
気管支炎(きかんしえん)
当クリニックへのアクセス
- 所在地
- 〒741-0072 山口県岩国市平田4丁目16-35
- 最寄駅
- 川西駅(車で5分)・南岩国駅(車で7分)・岩国駅(車で15分)
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- 専用駐車場 34台(4+30台)
- お電話
- 0827-32-2121
気管支炎とは
気管支炎(きかんしえん)は、のどから肺へとつながる空気の通り道である気管や気管支に炎症が起きた状態です。その多くはかぜの炎症がのどから下へと広がり、気管支へと波及して起こります。せきやたんが主な症状で、かぜに続いて発症することが多く、日常でよくみられる身近な病気です。
のどの痛みや鼻水などかぜの症状に続いて、せき・たんが強くなってきたときは、炎症が気管支まで達していると考えられます。多くは数日から数週間で自然に軽くなりますが、症状が長く続くときはご相談ください。
急性気管支炎の多くは、かぜ症候群での上気道の急性炎症が連続する気管から気管支へと波及することで発症します。
急性上気道炎が気管から気管支まで波及し、せきやたんを伴うようになったものを急性気管支炎と診断するため、その頻度は極めて高いとされています。
気管支炎の主な症状
気管支炎の主な症状は、せき、たんです。たんは炎症が強いと黄色っぽく粘りけをもつ膿性(のうせい)になることもあります。せきは数日から数週間続くこともあり、夜間や早朝に強まって睡眠をさまたげることもあります。
せき・たんに加えて、発熱や食欲不振、体のだるさ(全身倦怠感〈けんたいかん〉)といった全身の症状をともなうこともあります。胸の中央あたりに不快感を覚えることもあります。
- せき、たんが続く(たんが膿性のこともある)
- 発熱・食欲不振・全身倦怠感などの全身の症状
- 前胸部不快感(胸の中央あたりの不快感)
主症状としてはせき、たん(膿性のこともあり)があげられます。発熱、食欲不振、全身倦怠感といった全身症状を伴うことや前胸部不快感を伴うこともあります。
気管支炎の主な原因
気管支炎の原因の多くは、かぜと同じくウイルスです。ウイルスが気道の粘膜で炎症を起こし、せきやたんが出ます。肺炎マイコプラズマや肺炎クラミドフィラといった非定型病原体が原因となることもあります。
はじめはウイルスによる炎症でも、続いて細菌が二次的に感染することがあります。ウイルス感染で気道の表面(気道上皮)が傷つくと、炎症が気管支まで広がって発症すると考えられています。
- ウイルス感染(かぜのウイルスなど)
- 肺炎マイコプラズマ・肺炎クラミドフィラなどの非定型病原体
- ウイルスに続いて起こる細菌感染(二次感染)
原因微生物としては、かぜ症候群と同様にウイルスによるものが多いといわれています。肺炎マイコプラズマや肺炎クラミドフィラなどの非定型病原体が原因となる場合もあります。一部では、ウイルス感染に引き続いて、二次性の細菌感染が起こる場合もあります。
多くはウイルス感染により、気道上皮の壊死、脱落などが起こり、気道が障害されると発症するといわれており、二次的に細菌感染を生じると肺炎にいたる場合もあります。
風邪は、ウイルスが鼻やのどにくっついて炎症を起こし、くしゃみ、鼻水、せき、たん、のどの痛み、発熱などがでることを言います。
気管支炎の合併症・受診の目安
気管支炎の多くは自然に軽くなりますが、注意したい経過もあります。発熱やせきが長引くときは、肺炎の合併がないか胸部エックス線などで確かめることがあります。たんの量が増えて色が濃く(膿性に)なるときは、細菌の二次感染が加わっているサインのことがあります。
基礎疾患のない方では、気管支炎の経過は一般に良好とされます。ただし、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの持病がある方や高齢の方では、症状が重くなったり長引いたりすることがあります。次のような症状が続くときは、早めのご受診をおすすめいたします。
- せき・たんなどの症状が長引くとき
- たんの量が増え、色が濃く(膿性)になるとき
- 発熱が続き、肺炎の合併が心配なとき
- 基礎疾患(持病)があり、症状が重い・長引くとき
発熱などの自覚症状が長引く場合には、肺炎の合併を鑑別する必要があるため、胸部エックス線画像もしくは胸部CTで影の出現がないことを確認する必要があります。細菌による二次感染を伴うとたんの量が増加し、性状も膿性となってきます。
基礎疾患を有する患者に細菌感染を合併したような症例を除けば、一般的に予後は良好です。
気管支炎を悪化させないために
気管支炎の多くはウイルスによる感染で起こるため、普段からの感染予防が大切です。手洗いやうがい、マスク着用、咳エチケットを心がけましょう。かぜをひかないようにすることが、気管支炎を防ぐことにもつながります。
たばこの煙には有害成分が含まれ、気道を刺激してせきやたんを悪化させる要因になります。喫煙している方は禁煙を、吸わない方も周囲の煙(受動喫煙)を避けることが、気道を守ることにつながります。
- 手洗い・うがいなどの感染予防を心がける
- 咳エチケットでせきを広げない
- マスク着用でのど・気道を守る
- たばこの有害成分(受動喫煙を含む)を避ける
かぜ症候群と同様に普段から感染予防をすることが大切です。マスク着用や手洗い、うがい、咳エチケットを励行してください。
煙に含まれる発がん性物質などの有害成分は、主流煙より副流煙に多く含まれるものがあり、マナーという考え方だけでは解決できない健康問題です。
気管支炎のよくあるご質問
気管支炎はどのような病気ですか?
気管支炎は、かぜなどのウイルス感染に続いて、のどの奥から肺へ続く気管支に炎症が広がった状態です。せきやたんが主な症状で、多くは数日から数週間で軽くなります。
急性上気道炎が気管から気管支まで波及し、せきやたんを伴うようになったものを急性気管支炎と診断するため、その頻度は極めて高いとされています。
気管支炎に抗菌薬(抗生物質)は必要ですか?
気管支炎の原因の多くはウイルスで、その場合、細菌に効く抗菌薬は効果がありません。細菌の二次感染が疑われるときには使われることがあります。自己判断でやめたり飲み残したりせず、医師の指示に従ってください。
抗菌薬は、文字通り、細菌と戦う薬です。細菌とウイルスは全く別の病原体ですから、抗菌薬はウイルスには効きません。
せき・たんが長引くときはどうすればよいですか?
気管支炎のせきは数日から数週間続くことがありますが、発熱などの症状が長引くときは、肺炎の合併がないかを確かめる必要があります。症状が続くときはご相談ください。
発熱などの自覚症状が長引く場合には、肺炎の合併を鑑別する必要があるため、胸部エックス線画像もしくは胸部CTで影の出現がないことを確認する必要があります。細菌による二次感染を伴うとたんの量が増加し、性状も膿性となってきます。

