
糖尿病
当クリニックへのアクセス
- 所在地
- 〒741-0072 山口県岩国市平田4丁目16-35
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- 川西駅(車で5分)・南岩国駅(車で7分)・岩国駅(車で15分)
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- 専用駐車場 34台(4+30台)
- お電話
- 0827-32-2121
糖尿病とは
糖尿病は、膵臓〈すいぞう〉から出るインスリンのはたらきが足りなくなり、血のなかの糖(血糖)が高いまま続く病気です。インスリンには血糖の値を一定に保つ役割があり、この力が弱まると糖が細胞にうまく取り込まれず、血のなかに糖があふれていきます。
初めのうちは自覚できる変化がほとんどなく、高い血糖のまま何年も気づかずに過ごす方も少なくありません。血糖の高い状態が長引くと血管が傷み、網膜症〈もうまくしょう〉・腎症〈じんしょう〉・神経の障害といった合併症や、脳卒中・心臓の病気へとつながっていきます。高血圧や脂質異常症と重なって起こることも多く、健診で血糖の数値を指摘されたときは、早めのご相談をおすすめいたします。
糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が多くなりすぎる病気です。初期には症状がほとんどありませんが、進行すると動脈硬化が進み、脳卒中や虚血性心疾患になりやすくなります。また3大合併症として、網膜症、腎症、神経障害があり、失明や透析につながる病気でもあります。
糖尿病の主な症状
糖尿病の大きな特徴は、血糖がかなり高くなるまで、はっきりした症状が現れにくいことです。多くの方は健診などで数値の異常を指摘され、糖尿病が判明します。
血糖が高い状態が強くなると、喉〈のど〉が渇いて水をよく飲む、尿の回数が増える、体重が減る、疲れやすいといった変化が現れます。さらに血糖が高くなると、意識がもうろうとすることもあります。眼や腎臓の合併症で先に気づかれ、初めて糖尿病と分かる方もいます。数値の異常を指摘されたときは、症状の有無にかかわらず、早めのご相談をおすすめいたします。
- 喉が渇いて水をよく飲む
- 尿の回数が増える
- 体重が減る、疲れやすい
- 健診などで糖尿病が判明して気づくことが多い
糖尿病では、かなり血糖値が高くなければ症状が現れません。高血糖における症状は、喉が渇く、水をよく飲む尿の回数が増える体重が減る疲れやすくなるなどです。さらに血糖値が高くなると、意識障害に至ることもあります。症状がまったくないまま健診などで糖尿病が判明する方もいれば、急に高血糖の症状が現れて糖尿病が判明する方もいます。また、眼や腎臓の合併症の症状が現れて、初めて糖尿病と診断される方もいます。
糖尿病の主な原因・誘因
血糖が高くなる背景には、インスリンが十分に作られなくなる状態と、インスリンは足りていても効きにくくなる状態の二つがあります。膵臓の力が落ちるとインスリンそのものが不足し、糖が細胞に取り込まれにくくなります。
もう一方は、食べ過ぎや運動不足から肥満になり、インスリンが働きにくくなる状態です。特に日本人に多い2型糖尿病では、遺伝的な体質に食べ過ぎや運動不足が積み重なって起こります。砂糖の入った飲み物を日常的にとる習慣も、発症の危険を高める要因になります。やせている方でも起こることがあり、体型だけで安心はできません。
- 膵臓の力が落ち、インスリンが十分に作られなくなる
- 食べ過ぎ・運動不足による肥満で、インスリンが効きにくくなる
- 砂糖の入った飲み物のとり過ぎ
など
インスリン分泌低下:膵臓の機能低下により、十分なインスリンを作れなくなってしまう状態。細胞のドアを開けるための鍵が不足しているので、糖が中に入れず、血液中にあふれてしまいます。
インスリン抵抗性:インスリンは十分な量が作られているけれども、効果を発揮できない状態。運動不足や食べ過ぎが原因で肥満になると、インスリンが働きにくくなります。
特に、砂糖の入った飲み物をとりすぎる習慣のある人は、糖尿病のリスクが高まります。肥満も糖尿病のリスクを高めますが、日本人ではやせていても糖尿病になりやすい人がいますので、肥満や過体重のない人でも注意が必要です。
糖尿病の合併症・受診の目安
血糖の高い状態が続くと、細い血管の合併症と、動脈硬化〈どうみゃくこうか〉から進む大血管症の両方が現れます。細い血管の合併症には神経の障害・網膜症・腎症があります。大血管症には心筋梗塞や脳梗塞、足の血流の障害があります。
なかでも腎症が進むと、腎臓〈じんぞう〉が老廃物や余分な水分を尿として出す力が弱まり、末期には透析療法が必要になります。透析を始める原因となった病気のうち、糖尿病腎症は最も多くを占めており、透析につながる大きな入り口となっています。
健診で血糖の数値を繰り返し指摘される場合や、のどの渇き・体重の減少が続く場合は、早めのご受診をおすすめいたします。
- 細い血管の合併症=神経の障害・網膜症・腎症
- 太い血管の合併症=心筋梗塞・脳梗塞・足の血流の障害
- 腎症が進むと末期には透析療法が必要になる
糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症などがあります。
大血管症には、心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈疾患、足病変(足壊疽など)といったものがあります。
さらに機能低下が進行し末期腎不全に至ると、腎臓の機能を代行する治療である「透析療法」が必要になります。2018年末の時点で透析患者の原因疾患のうち糖尿病腎症が最も多い状況であり
糖尿病はひとたび発症すると治癒することはなく、放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こし、末期には失明したり透析治療が必要となることがあります。
糖尿病を悪化させないために
食事では、とるエネルギーを多くしすぎないことが土台になります。野菜や大豆製品を意識してとり、砂糖の入った飲み物やお酒を控えめにすることがすすめられています。あわせて体を動かす習慣を続け、たばこを吸わないことも大切です。
すでに糖尿病がある方では、血糖の値を望ましい範囲に近づけ、治療を途中でやめないことが合併症を防ぐうえで欠かせません。血圧やコレステロールの値を整え、適正な体重に近づけることもあわせて必要になります。血糖の値を望ましい範囲に保つ取り組みを、無理のない範囲で続けることが大切です。
- とるエネルギーを多くしすぎず、野菜・大豆製品を意識してとる
- 砂糖の入った飲み物やお酒を控え、たばこを吸わない
- 血糖・血圧・コレステロールの値を望ましい範囲に近づけ、治療を途中でやめない
など
糖尿病の予防のためには、摂取エネルギー量をとりすぎないこと、運動をすること、アルコールをとりすぎないこと、たばこを吸わないこと、野菜や大豆製品、海藻、きのこなどを多くとることなどがあげられます
糖尿病の合併症を起こさない、悪くしないためには血糖値を適切な値にする糖尿病の治療を中断しない血圧・コレステロールの値を望ましい範囲にする喫煙をしない体重を望ましい範囲にすることが大切です。
糖尿病のよくあるご質問
健診でHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という数値が高いといわれました。これは何ですか?
HbA1cは、およそ2か月間の血糖の状態を映す指標で、直前の食事の影響を受けにくいため、糖尿病の検査でよく使われます。健診でこの数値を指摘されたときは、一度ご相談ください。
HbA1cは、だいたい2ヶ月くらいの血糖を反映するので、直前の食事の影響を受けにくい糖尿病の指標として、検査でよく利用されています。
どのくらいの数値になると、糖尿病と診断されるのですか?
空腹時の血糖が126mg/dL以上、食後などに測った血糖が200mg/dL以上、あるいはHbA1cが6.5%以上のときは、糖尿病である可能性が高いとされています。健診で基準を超えていたときは、医療機関での検査をおすすめいたします。
空腹時血糖が126mg/dl以上、食事をとった後に測った血糖(随時血糖)が200mg/dl以上、あるいはHbA1cが6.5%以上と確認された場合、糖尿病である可能性が高くなります
糖尿病が進むと透析が必要になることがあると聞きました。本当ですか?
糖尿病腎症が進んで腎臓の力が大きく落ち、末期腎不全に至ると、腎臓の働きを代わりに担う透析療法が必要になります。透析を始める原因のなかで糖尿病腎症は最も多くを占めており、血糖の値を整えて腎症の進みを抑えることが重要です。
さらに機能低下が進行し末期腎不全に至ると、腎臓の機能を代行する治療である「透析療法」が必要になります。2018年末の時点で透析患者の原因疾患のうち糖尿病腎症が最も多い状況であり
自覚できる症状がありません。それでも受診したほうがよいですか?
糖尿病は初めのうち症状が現れにくく、症状がないことは血糖に問題がないという意味ではありません。健診で数値の異常を指摘されたときは、早めのご相談をおすすめいたします。
糖尿病では、かなり血糖値が高くなければ症状が現れません。
山口県には、糖尿病の重症化を防ぐ取り組みがありますか?
山口県は、県の医師会や糖尿病対策推進委員会と連携し、糖尿病性腎症の重症化を防ぐプログラムを国民健康保険の保健事業として進めています。血糖の数値を指摘された段階で早めに向き合うことが、こうした取り組みの目的にもかなっています。
山口県では、山口県医師会、山口県糖尿病対策推進委員会と3者で連携し、平成29年11月に「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を策定し、国民健康保険の保健事業として、糖尿病性腎症の重症化を予防する取組を推進しています。

